ジャーナル記事
Opus利用上限の仕組みについて
利用上限がどう計算され、どのように回復し、なぜ生成できる枚数が毎月変わらないのかをご説明します。
V5 のリリース以来、たくさんの反響をいただいています。同時に、新しく導入した利用上限とサブスクリプションの変更について、コミュニティで多くの疑問の声も目にしてきました。
そこで、わかりにくかった点を整理し、ご質問に直接お答えする記事をご用意しました。
Opus利用上限の仕組みは?
利用上限は、V5 での生成にかかる Anlas の量にもとづいて計算されます。つまり、その生成で消費される Anlas が少なければ、利用上限の消費も少なくなります。これは V5 の計算コストをそのまま反映したものです。私たちにとって生成コストが低い画像なら、皆さんの利用上限の消費も少なくて済む、という仕組みです。
コミュニティでは、ステップ数を下げた生成についての検証も見かけています。ただ、私たちとしては低いステップ数での出力品質に自信を持てないため、デフォルト値にしたり、推奨したりはしていません。ご自身の制作フローに合うのであれば、ぜひお使いください。
また、利用上限は1分ごとに、途切れることなく回復し続けます。サイトに表示している数値は、この連続的な回復をわかりやすくお伝えするためのものです。実際には、常に回復し続けていると考えてください。
1か月に何枚生成できますか?
ここからは、利用上限の計算について詳しくご説明します。その前に、ひとつ大事な点をお伝えします。
生成できる枚数は、毎月変わりません。
1か月を4週間として計算すると、1ヶ月で使えるのは「バー満タン4回分」になります。以下の説明では、この数字を使います。ここでご説明するのは、この「毎月同じ枚数」を保つために、私たちがどのような設計にしたかです。
サブスク1か月目
新規でサブスクをご購入いただくと、その時点で100%ぶんの利用上限が付与されます。契約したのに V5 が使えない、という状態は避けたいからです。
ただし、月400%という上限を保つには、すでに100%をお渡ししているぶん、残りの1か月で回復させるのは300%にとどめる必要があります。これが、1日あたり約11%という回復ペースの理由です。
この仕組みを正確にお伝えするため、サブスク開始時点で持っている利用上限を「前倒し付与分」と呼ぶことにします。1か月目の前倒し付与分は100%です。
サブスク2か月目(30日後)
2か月目に入っても、100%まで一気に回復させることはしません。そのかわり、1か月を通じて回復する量が300%ではなく400%になります。これにより、回復ペースは1日あたり約14%に上がります。
この数値は、利用上限本来の設計、つまり「7日間で100%ぶんを回復させる」という意図と一致します(100% ÷ 7日 = 14.28%)。契約を継続されている限り、回復ペースは1日あたり約14%のままで、これ以上速くなることはありません。
再契約した場合の1か月目
利用上限は、Opusサブスクが続いている間、そのまま回復し続けます。サブスクが期限切れになると、利用上限は「ロック」され、使えなくなります。ただし、裏側では期限切れ時点のペースで回復し続けます。回復を止めてしまうのは、皆さんに対して不公平だと考えるからです。
そのうえで、再契約の際は不正利用を防ぐため、期限切れ時点で残っていた量に期限切れから再契約までの間に回復した量を加えたものを、前倒し付与分として扱います。
そのため、解約から再契約までに空いた日数によって、1か月目の回復ペースが変わります。以下は、期限切れの時点で利用上限を使い切っていた(残り0%だった)場合の表です。
| 再契約までの日数 | 回復ペース |
|---|---|
| 0日 | ~14%/日 |
| 1日 | ~14%/日 |
| 2日 | ~13%/日 |
| 3日 | ~13%/日 |
| 4日 | ~12%/日 |
| 5日 | ~12%/日 |
| 6日 | ~11%/日 |
| 7日 | ~11%/日 |
| 7日以上 | ~11%/日 |
再契約まで7日以上空けた場合、その間に100%分の利用上限が回復しています。つまり100%すべてが前倒し付与分ということになります(サブスクが有効でない期間に、1週間ぶんの利用上限を「お渡しした」形になるためです)。
V5リリース時の「公平性のための調整」について
V5リリース時点(2026年8月21日)ですでにOpusをご契約いただいていた方は、更新時に回復ペースの引き上げが行われません。
これは、すべての方にとって公平な仕組みにしたいと考えたためで、少し扱いが異なります。該当する方の回復ペースは、V5リリースから30日後、つまり2026年9月19日に引き上げられます。新規でご契約いただいた方は、契約開始から30日後に引き上げとなります。
よくある質問
そもそもなぜOpusに利用上限があるのですか?今後もずっと続きますか?
NovelAI Diffusion V5 は、NovelAI Diffusion V4.5 の2倍以上の運用コストがかかります。そのため、利用上限を設けるか、Opusの価格を約2倍にするかの二択でした。私たちとしては、価格は据え置きたいと考えています。また、週ごとのリセット方式ではなく、絶えず回復し続けるバーを意図的に選びました。特定の日が来るのを待ち続けるような状態にはしたくなかったからです。
値上げの予定や、上位プランの追加はありますか?
値上げの予定はありません。Opus は25ドルのままです。付属する10,000 Anlas は、単体で購入すれば14ドル相当になります。現時点で上位プランの予定はありません。多くの方からご要望をいただいており、選択肢を真剣に検討していますが、現時点でお知らせできることはありません。
利用上限の対象となるモデルは?どんな場合に適用されますか?Opus以外のプランにも影響しますか?
利用上限の対象となるのは、最新の画像生成モデルである NovelAI Diffusion V5 だけです。それ以外のモデルは対象外で、これまでどおり無制限にご利用いただけます。より正確には、Opusをご契約中の方が、通常の解像度・28ステップ以下で、Anlasを消費せずに画像を生成する場合が対象です。これより高い解像度やステップ数での生成は、これまでどおりAnlasを消費するため、利用上限の対象にはなりません。Opus以外のプランをご利用の方には影響しません。
Opus利用上限はどのような仕組みですか?
Opusの利用上限は、充電式のバッテリーのようなものだとお考えください。NovelAI Diffusion V5 での生成(通常の解像度・28ステップ以下)を行うたびに残量が減り、その残量は生成していない間も、1時間ごと、1分ごとに自動で回復していきます。1日ごと、1か月ごとといった決まったリセットはありません。
回復ペースはどれくらいですか?空の状態から満タンまで、どれくらいかかりますか?
最初の30日間は、1日あたり約11%です。そのまま契約を継続された場合は、100%ぶんの前倒し付与がなくなるため、1日あたり約14%になります。最初の1か月のペースが遅いのは意図的なものです。開始時点で100%からスタートしていただくぶん、1か月の合計が変わらないようペースを調整しています。
一方、サブスクを期限切れにしてから再契約された場合、回復ペースは、サブスクが切れてから再契約までに空いた日数と、期限切れの時点で残っていた利用上限の量によって変わります。
空の状態から満タンまでにかかる時間は、新規サブスクで9日間、継続中のサブスクで7日間です。再契約の場合は、回復ペースに応じて9日から7日の間で変わります。以下は、再契約された場合の回復ペースをまとめた表です。ただし、サブスクが切れた時点で残っていた利用上限の量によっても変わる点にご注意ください。
| 再契約までの日数 | 回復ペース |
|---|---|
| 0〜1日 | ~14%/日 |
| 2〜3日 | ~13%/日 |
| 4〜5日 | ~12%/日 |
| 6日以上 | ~11%/日 |
サブスクリプションが更新されたら、Opus生成バーは一気に満タンになりますか?それとも少しずつしか回復しませんか?
Opusの利用上限は、少しずつ、途切れることなく回復していきます。請求日とは連動していません。更新の直前に使い切ったとしても、更新によって一気に回復することはありません。これまでどおり、ゆっくりと回復していきます。
サブスクが切れた場合、バーは回復し続けますか?それとも再契約するまで止まりますか?
利用上限バーはサブスクが切れている間も、変わらず回復し続けます。ただし、契約していない間は使えません。再度契約すれば、それまでに貯まった分をそのまま使えます。なお、再契約によって追加で付与されるものはありません。
複数のアカウントでサブスクを契約できますか?
いいえ。1人につき1つの有効なサブスクまでとなっています。複数のアカウントをお持ちの場合、決済に関する問題が発生してもサポートいたしかねます。
同一世帯での例外もありません。同じ住所の方がすでに契約されている場合、追加で契約することはできません。
1日集中して使ったり、週末にたくさん生成したりすると、使えなくなりますか?
いいえ。使った直後から回復が始まるので、次に生成できるまで数分以上待つことはありません。
現在の残量や回復のペースは、どこで確認できますか?
メニューの「Opus利用上限」ボタンから確認できます。現在の残量、回復のペース、満タンまでの時間がバーで表示されます。この画面から、バーを常に表示する設定にすることもできます。


残量がゼロになったらどうなりますか?
利用上限を使い切ってしまった場合でも、お手持ちのサブスクAnlasまたは従量課金Anlasを使えば、そのまま生成を続けられます。なお、Anlasを消費する生成は最優先で処理されるため、NovelAI でもっとも速く生成できる方法でもあります。
利用上限で、V5 の生成は実際どれくらいできますか?
23ステップ・通常の解像度で、月におよそ7,000枚です。バーの1%あたり約17枚、満タン(100%)で約1,730枚となります。公開している目安はすべて、デフォルト値である1メガピクセル・23ステップを前提としています。28ステップの場合は、枚数がはっきり少なくなります。なお、デフォルト値は23ステップです。
解像度やステップ数によって、消費の速さは変わりますか?
解像度とステップ数は、どちらも1回の生成で消費する利用上限の量に影響します。また、どちらも出力の品質に影響します。両方を下げればそのぶん消費は抑えられますが、品質の変化もはっきり出やすくなります。消費量は選んだ解像度のピクセル数に応じて増えるため、ステップ数を下げるよりも解像度を下げるほうが、利用上限の節約には効果的です。
残量が100%を超えていたという話を聞きましたが、あれは何ですか?
2026年8月22日に、当時のOpusご利用者全員にお贈りした、一度限りの記念ボーナスです。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございます。利用上限の仕組みについて、ご理解の助けになれば幸いです。
これからも皆さんの声に耳を傾けながら、NovelAI の体験を改善してまいります。