ジャーナル記事
NovelAI最新テキスト生成モデル「Xialong」が登場
NovelAI史上最も高性能なテキスト生成モデルが、ついにOpusプランの皆さまにお届けできるようになりました。新モデル「Xialong(シャーロン/夏龍)」の登場です!
XialongはZhipuAIのGLM-4.6モデルをベースに、NovelAI独自の創作データセットでファインチューンしたモデルで、創造性を大幅に引き上げています。ベースモデルが持つ豊富な知識と文脈の一貫性を維持しながら、クリエイターの文体により柔軟に適応できるようになりました。
オリジナルモデルやRLで訓練された他のモデルでは、出力パターンが固定化されがちでした。Xialongではこの問題が解消されており、リトライするたびに異なる展開が生まれやすく、登場人物の名前も毎回同じものに偏りにくくなっています。
今回のファインチューンは過去最大規模の挑戦でした。3,550億パラメータという、これまで扱ってきた中で最大のモデルであり、Mixture of Experts(MoE)アーキテクチャを採用した初のモデルでもあります。仕上がりにはとても満足しており、皆さまにもXialongとの創作を楽しんでいただけることを願っています。

ベースモデルの中国発という出自を尊重し、モデルのペルソナは古代中国の龍「夏龍(シャーロン)」としました。キャラクターアートは、NovelAIの他のモデルのイラストも手がけたアーティスト・Ainiが担当しています。
他のNovelAI専用モデルと同様に、Xialongもこれまでお馴染みの特殊フォーマットをすべてサポートしています。ストーリー先頭のATTG行、メモリーボックス、先頭に「 — — 」を付けたロアブックエントリ、引用符用のenスペースなど、従来通り使えます。コンテキスト先頭にATTGを使用すると、モデルの焦点が安定するのでおすすめです。
よくある悩みの一つが、繰り返しとループの問題でした。モデルがストーリーの前の部分やロアブックエントリ、メモリーの内容を繰り返してしまうことがありました。XialongはNovelAI独自の手法に加え、繰り返しやループを避けるよう強化学習を施しています。これにより快適さが大幅に向上し、プリセットでリピペナ(繰り返しペナルティ)を設定する必要がなくなりました。
過去のモデルとの大きな違いとして、テキストアドベンチャーおよびテキストアドベンチャーモードでのユーザー入力の先頭に「>」が付かなくなりました。代わりに、ユーザー入力はインストラクションとして送信されます。専用のテキストアドベンチャーモード以外でテキストアドベンチャーを実行している場合は、「>」の代わりに「{」インストラクト構文を使用してください。
反復抑制トレーニングを施したこのファインチューンモデルは非常に強力で、低めのテンプラチャー設定(0.85)のデフォルトプリセット1つで、そのまますぐに快適に使えます。コミュニティから独自のプリセットが登場することも期待していますが、新しいユーザーがプリセットを探さなくても良い体験ができるようになりました。また、このモデルではプレフィルの使用は推奨しておらず、デフォルトでは入力ボックスを非表示にしています。システムプロンプトの設定は引き続き可能ですが、まずはデフォルトのシステムプロンプトで試してみてください。
Xialongは現在、Opusプラン限定でご利用いただけます。現時点では、下位プランへの提供予定はありません。
Xialongと一緒に、新しい創作の世界を冒険しましょう!