ジャーナル記事
さようなら、Krake と Clio
オープンソース化のお知らせ:Krake と Clio を一般公開します。
役目を終えたテキストモデルや画像生成モデルには、できるかぎりオープンソースとして公開し、第二の人生を歩んでもらうようにしています。このたび、さらに2つのレガシーモデルが引退の時期を迎えたため、同じように見送ることにしました。どちらも今はまだお使いいただけますが、いずれ novelai.net からは削除される予定です。
Krake
Krake は、EleutherAI の GPT-NeoX-20B をファインチューニングしたモデルです。サイズが大きく、少し気難しいところもあるため、提供は Opus のご契約者さまに限られていました。
現在では Krake を使う方はほとんどいなくなり、そろそろ引退のときを迎えようとしています。
扱いやすいように、Krake は私たちの内部フォーマットから Huggingface Safetensors に、モジュールは Huggingface PEFT フォーマットに変換してあります。ライセンスは GPL-3.0 です。
あなただけの Krake はこちらから!


Krake のオリジナルイラスト:@Ainiwaffles
Clio
Clio は、私たちが H100 クラスター「Shoggy」でゼロから事前学習した、はじめての完全オリジナルの大規模言語モデルです。30億パラメータと小さく動作も非常に高速ですが、当時としては非常に大量のデータで学習したため、Euterpe や Krake といったはるかに大きなモデルを上回る文章を書きます。学習には、独自データセットの Nerdstash と、独自トークナイザーの Nerdstash Tokenizer V1 を使用しました。
現在では Kayra、Erato、Xialong といったより強力なモデルを NovelAI でご利用いただけるようになり、Clio もまもなく静かな引退を迎えます。
Clio のアーキテクチャは、設定フラグをひとつ追加すれば Huggingface Transformers の既存のモデルクラスにそのまま当てはまることがわかりました。そのため、動かすのに独自のコードは必要ありません。本体とモジュールは GPL-2.0(「or later」なし)で公開しています。
あなただけの Clio はこちらから!


Clio のオリジナルイラスト:@Ainiwaffles
公開する理由
懐かしさと記録の保存、そして歴史的な意義のために、これらのモデルが NovelAI を離れたあとも長く使える状態であってほしいと考えています。どうぞお楽しみください!